1. くじ・ガチャでできること
設定した確率にもとづいて、景品を抽選で配る仕組みです。当たり・ハズレのドキドキ感と抽選演出で、その場の体験を盛り上げます。この冊子では、景品の登録から確率の組み立て、ハズレの扱いまで、くじを意図どおりに設計する手順を通しで説明します。
くじは大きく2タイプ
- QRコード読取型 — 現地に貼ったQRコードを読み取って、その場で引くタイプです(通称「単独」とも呼ばれます)。店頭・会場・商品などに置いたQRコードだけで完結する企画に向いています
- チケットタイプ(画面上のタイプ名は「抽選券消費型」)— 配布された抽選券を使って引くタイプです。スタンプラリーなどの報酬として抽選券を配る企画は、このタイプで作ります
2つのタイプは引くきっかけが異なるだけで、確率グループ・景品・抽選演出の仕組みそのものは共通です。参加者のアプリインストールは不要で、ブラウザだけで完結します。会員登録なしのサイトでも使えます。
この冊子で扱う範囲
- くじの作成とタイプ・実施条件・公開の管理(次章)
- 景品の種類(現地で交換/フォームで応募)と登録のしかた
- 当選確率の組み立て(確率グループ)
- ハズレの扱い(ハズレあり/ハズレなしと代替景品)
- 参加者から見えるくじの流れ
くじには他にも特殊な使い方(ゲームの内部で景品抽選として使われるもの、特定サイト専用の組み込み型の運用など)がありますが、この冊子では上記の2タイプだけを扱います。ゲームの内部で使うくじについては、別冊ハンティングラリーの作り方をご覧ください。
2. くじの概要 — タイプと実施条件
トップ > くじ・ガチャ
くじは「くじ・ガチャ」の一覧画面から作ります。作成時に決めるのはタイプ(QRコード読取型かチケットタイプか)と、QRコード読取型の場合は実施条件(1人が引ける回数の制限)です。
「くじ・ガチャ」の一覧(実画面の見出しは「くじ・ガチャ登録」)。タイプ列で各くじの種類を確認できます。QRコード読取型の行にだけ、QRコードを表示するQRボタンが表示されます。
よくある操作手順: くじを追加する
- 「くじ・ガチャ」の一覧で「追加」を押します。小さな設定画面(ポップアップ)「くじ・ガチャの登録」が開きます
- 「名称」にくじの名前を入力します(40文字以内)
- 「タイプ」を選びます。「抽選券消費型」(チケットタイプ)か「QRコード読取型」の2択です
- 「QRコード読取型」を選んだ場合は、続けて表示される「実施条件」を選びます(下記)。チケットタイプの場合、この選択欄は表示されません
- 保存すると、くじが一覧に追加されます。続けて確率グループと景品の設定(後の章)に進めます
「追加」で開く「くじ・ガチャの登録」。タイプの既定は「抽選券消費型」で、選択肢の下にそのタイプの説明が表示されます。
「QRコード読取型」を選ぶと「実施条件」の選択欄が現れます。選んだ条件の説明も画面に表示されます。
実施条件(QRコード読取型のみ)
1人が引ける回数を、次の5つから選んで制御します。
| 選択肢 | 説明 |
| 制限なし(テスト用) | 同じ人が同じQRコードから何度でも引けます。名前のとおり動作確認用です(引ける総回数に上限を設ける機能はありません) |
| 1日1回 | 同じ人が1日1回だけ引けます(掲示するQRコードの設置場所が複数あっても、場所を区別せず合計で1回です) |
| スポットごとに1日1回 | 同じ人が、会場内の複数の設置場所(スポット)ごとに、1日1回ずつ引けます |
| スポットごとにひとり1回 | 同じ人が、設置場所ごとに1回ずつ引けます |
| ひとり1回のみ | 同じ人が1人1回だけ引けます |
ここでいう「同じ人」は、会員制サイトでは会員本人、会員登録なしのサイトでは同じ端末・ブラウザを指します。「スポットごとに〜」の2つは、別途スポットごとのQRコード(キャンペーンコード)の設定が必要です(選択すると画面のヘルプにもその旨が表示されます)。ただし、キャンペーンコードの設定画面へのボタン(導線)は、現時点では「くじ・ガチャ」の一覧に用意されていません。「スポットごとに〜」の実施条件を使いたい場合は、個別にご相談ください。
チケットタイプの回数の考え方
チケットタイプは「実施条件」を選びません。1回の抽選で必ず抽選券を1枚使い、手持ちの枚数分だけ引けます。抽選券が0枚のときは引けません。
抽選券を配りたい場合、くじはチケットタイプ(抽選券消費型)で作る必要があります。抽選券の配布は「くじ抽選券配布」という設定項目で行います。この項目は、スタンプラリーの報酬設定に限らず、QRコードを読み取ったときの報酬・アンケート回答時の報酬・会員登録時の報酬・宝探し/対戦ゲームの報酬など、複数の機能の報酬設定画面に共通して用意されています(どの画面でも、選択肢にはチケットタイプで作ったくじだけが並び、QRコード読取型で作ったくじは出てきません)。ただし、特定の参加者を選んで画面から1枚ずつ手動で配布する機能はありません。いずれかの報酬設定を経由し、参加者が対応する行動(スタンプラリー完走・QRコード読み取り・アンケート回答など)をとった結果として配られる仕組みです。ラリーの報酬に割り当てる操作手順は、既刊『スタンプラリー開催ガイド』の章「報酬を設定する」をご覧ください。
公開の管理(有効/無効と開催期間)
公開の管理は、対象くじ行の「編集」で開く編集画面の右側パネルで行います。「有効/無効」で参加者が引ける状態かを切り替えられ、「無効」の間は、参加者がアクセスしても案内が表示されてくじは引けません。「開催期間(FROM)」「開催期間(TO)」で期間も設定できます。期間外にアクセスした参加者には「このくじは利用期間外のためご利用頂けません。」という案内が表示されます。
QRコードをダウンロードする(QRコード読取型のみ)
QRコード読取型のくじは、一覧の対象くじ行にあるQRボタンから、現地に貼るQRコードを表示・ダウンロードできます。QRコードを使った掲示物の作り方はこの冊子では扱いません。
QRボタンで開く「QRコードのダウンロード」。色と大きさを選んでダウンロードできます(画像のQRコードはぼかしています)。
見た目の飾り付け(レイアウト)
くじの見た目(ボタンの配置・抽選画面・結果画面のデザイン)は、一覧の「その他」メニューから開く「レイアウト」の画面で飾り付けできます。抽選を行う画面・抽選券を表示する画面・当たり/ハズレの結果を表示する画面で、それぞれ別のレイアウト画面が用意されています。飾り付けに使う設定項目(演出タイプ〔抽選時のアニメーション〕・ハズレ画像・抽選券画像など)の説明は、既刊『スタンプラリー|登録なし 操作マニュアル』の章「くじ・ガチャを作る」をご覧ください。
押さえておくこと
- おすすめ: 現地掲示だけで完結させたい企画は「QRコード読取型」、ラリーやゲームの達成報酬として抽選券を配りたい企画は「チケットタイプ」で作る、という使い分けが基本です
- おすすめ: 「制限なし(テスト用)」は動作確認用です。本番の公開時は「1日1回」「ひとり1回のみ」など、企画に合った実施条件を選んでから公開してください
- おすすめ: 設定の作りかけの間は編集画面の「有効/無効」を「無効」にしておき、開催の準備が整ってから「有効」に切り替える運用が安心です。開始・終了日時が決まっている企画は「開催期間」も設定しておくと、期間外のアクセスに自動で案内が表示されます
3. 景品の種類 — 受け取り方で選ぶ
トップ > 景品・当選管理
景品の受け取り方は「現地で交換」と「フォームで応募」の2択です。当選後に参加者が行う操作と、管理側の確認画面(当選者一覧/応募一覧)の両方が、この選択によって変わります。
現地で交換
現地で交換。当たったその場で「交換する」を押し、画面を受付で見せて受け取ります。
参加者が受付などで画面を見せて、その場で景品を受け取る方式です。当たると「交換する」ボタンのある画面が開き、参加者自身がボタンを押して、その場でスタッフに見せて受け取ります。「交換する」ボタンを押すと「交換しますか?」という確認が表示され、「はい」を押した時点で交換が確定します(誤って押しても、確認で「いいえ」を選べば取り消せます)。一度交換すると、その景品の交換画面は「既に交換済みです」という表示に変わります。
管理側の当選記録は「景品・当選管理」の対象景品行の「その他」メニューにある「当選者一覧」(会員番号・氏名・メールアドレス・当選日時などが並ぶ一覧。現地での照合に使えます)で確認します。
| サイトの種類 | 当選の確認方法 |
| 会員制のサイト | 景品行の「その他」メニューの「当選者一覧」で、後からまとめて確認できます |
| 会員登録なしのサイト | 「当選者一覧」は表示されません。件数・日時はくじの「くじ履歴」(章「ハズレの考え方」参照)で確認し、受け渡しの照合は現地で参加者の交換画面(交換操作から交換済み表示への変化)を見る運用になります |
フォームで応募
フォームで応募。当選者がお届け先を入力し、主催者が後日発送します。
当選した参加者が応募フォームでお届け先を入力し、主催者が後日発送する方式です。「フォームで応募」の景品を新規登録すると、応募フォームが自動で作られます(既存の景品を編集する場合は、既存の応募フォームを選び直せます)。自動で作られるフォームの名称は「(景品名)の応募フォーム」で、冒頭文・完了文・応募者宛/管理者宛メールの文面には汎用の既定文面(完了文の例:「ご応募ありがとうございます。抽選結果は後日お知らせいたします。」)が入った状態で作られます。
このフォームはくじに当選した人だけが開けるもので、フォームから応募した後に改めて抽選が行われるわけではありません(くじの当たり・ハズレは抽選演出の時点で確定しており、フォームはお届け先の収集です)。参加者が入力する項目(お届け先氏名・住所・電話番号・メールアドレス、および利用規約への同意チェック)は固定で、管理画面から項目を増減・変更することはできません(追加の質問が必要な場合は個別に相談する運用です)。応募画面に表示される利用規約の文面は、フォームごとの設定ではなく、サイト共通の「利用規約」設定の文面が使われます。
応募内容は、対象景品行の「その他」メニューの「応募一覧」で確認します。「応募一覧」はサイトの種別によらず表示され、「エクスポート」ボタンからCSVでダウンロードできます。
「フォームで応募」の景品の例。受取方法の列に「フォーム」と表示され、行に「応募フォーム」ボタンが付きます(この例の景品はスタンプラリーの景品として登録されており、ラリーの景品一覧は「ラリー登録」の対象ラリー行の「その他」メニュー「景品設定」から開けます)。
応募フォームの文面を確認・修正する
フォームの中身の確認・修正は、「景品・当選管理」の対象景品行にある「応募フォーム」ボタン、またはメニュー「応募フォーム」から対象フォームの編集画面を開いて行います。直せるのは、フォーム名(画面上の項目名は「応募フォーム名称」)・冒頭文(「入力開始時に表示されるテキスト」)・完了文(「送信完了時に表示されるテキスト」)・応募者宛/管理者宛メールの文面(「メール文設定」)・管理者の通知先(「管理者用メール送信先」)です。
応募フォームの編集画面。自動で作られた既定文面が入っており、フォーム名・画面に表示されるテキスト・メール文面・通知先を修正できます。
ラリーの完走者全員に応募フォーム付きの景品を配って応募を集める、といったくじを介さない使い方は、既刊『スタンプラリー開催ガイド』(章「報酬を設定する」「よくあるパターン」)で扱っています。
押さえておくこと
- おすすめ: 現地でのイベント当日に受け渡しを完結させたい景品は「現地で交換」、発送が必要な景品や当選者の連絡先を控えておきたい景品は「フォームで応募」を選ぶとよいです
4. 景品の作り方
トップ > 景品・当選管理 > 追加
くじの当選景品やラリー等の報酬として渡す景品を、先に登録しておきます。受け取り方(前章)と在庫制限はここで決めます。
「景品・当選管理」の「追加」で開く「景品の登録」。名称・交換方法・在庫制限を決めて保存します。
よくある操作手順: 景品を登録する
- 「景品・当選管理」を開き、「追加」を押します
- 「景品名称」を入力し、「景品の交換方法」(「現地で交換」または「フォームで応募」)を選びます
- 「在庫制限」を選びます。「在庫制限なし」「在庫制限あり」の2択で、「在庫制限あり」を選ぶと在庫数の入力欄が表示されるので、数量を入力します
- 保存します。「フォームで応募」を選んで新規登録した場合は、応募フォームが自動で作られます(文面の確認・修正は前章を参照してください)
- 登録した景品は、くじの当選景品(後の章)や、ラリー等の報酬として割り当てられます
各項目の説明
| 項目 | 説明 |
| 景品名称 | 参加者に表示される景品の名前 |
| 景品画像 | 景品の画像(推奨600x600ピクセル) |
| 景品の交換方法 | 「現地で交換」または「フォームで応募」の2択(それぞれの中身は前章を参照。一覧の受取方法の列では「店舗交換」「フォーム」と表示されます) |
| 期間FROM / TO | 受け取り・応募を受け付ける期間(空欄なら常時) |
| 在庫制限 | 「在庫制限なし」= 何回当選しても在庫切れになりません/「在庫制限あり」= 設定した在庫数の分だけ渡され、在庫が0になると在庫切れになります |
「景品・当選管理」の一覧。在庫の列で「無制限/あり」の区分を、在庫数の列で残りの数を確認できます(この例では「限定手ぬぐい」が在庫あり・在庫数0=在庫切れの状態です)。
押さえておくこと
- 仕様: 在庫切れの景品がくじの当選景品に割り当てられている場合、その景品分の当選は「ハズレ」に置き換わります(章「ハズレの考え方」で詳しく扱います)
- 仕様: くじのハズレ代替景品(章「ハズレ代替景品」)に設定できるのは「在庫制限なし」の景品だけです
- おすすめ: 数量に限りがある現物景品は「在庫制限あり」、デジタル特典やクーポンのように配布数に上限がない景品は「在庫制限なし」で登録するとよいです
5. 確率の考え方 — グループで組み立てる
トップ > くじ・ガチャ > 編集
くじの当選確率は「グループ」単位で設計します。まずグループに確率(%)を決め、そのグループに景品を割り当てる、という組み立てです。
くじの編集画面。左側が当選確率グループで、この例では「当たり」(30%・景品2個で各15%ずつ)と「残念賞」(20%)の2グループを設定しています。右側のパネルで名称・タイプ・ハズレの有無などの基本設定を行います。
よくある操作手順: グループを作って景品を割り当てる
- 「くじ・ガチャ」の一覧で対象くじ行の「編集」を押し、編集画面の左側で「グループを追加」を押します
- 小さな設定画面(ポップアップ)「抽選グループの作成・編集」で「抽選グループ名」を入力し、「グループの当選確率(%)」を入力して保存します。確率は小数第2位まで(0.01%刻みで)入力できます(例: 0.5、0.25)
- 作成したグループの「景品を選択・解除」を押し、このグループが当たったときに渡す景品を選んで保存します(景品は事前に章「景品の作り方」で登録しておきます)
- 景品ごとに確率を変えたい場合は、手順1〜3を繰り返してグループを分けます
- 作成済みのグループの名称・確率を直すときは、グループ表示にある「編集」ボタンを押します(手順2と同じポップアップが開きます)。グループが不要になったら「削除」ボタンで消せます
「抽選グループの作成・編集」。確率を入力すると「30%のグループに2個の景品 → 各景品 15%ずつ」のように、グループ内の景品1つあたりの確率が画面に表示されます。
「景品を選択・解除」で開く「景品の選択」。登録済みの景品から、このグループで渡すものを複数選べます(選択済みの景品には「選択中」と表示されます)。
押さえておくこと
- 仕様: 同じグループ内の景品は、常に等確率で選ばれます。グループの確率をその中の景品数で均等に割った値が、景品1つあたりの当選確率になります(例: 10%のグループに景品2個なら、各景品5%ずつ)
- 仕様: 景品ごとに異なる確率を設定したい場合は、景品を1個だけ持つグループを、景品の数だけ作る必要があります。1つのグループの中で景品ごとに確率の重み付けをする機能はありません
- 仕様: 確率は小数第2位まで(0.01%刻みで)設定できます
- 仕様: 全グループの確率の合計が100%を超える設定は保存できません。超える値を保存しようとすると「確率を100%以上に設定することは出来ません」というエラーになります(合計がちょうど100%までは設定できます)
- 仕様: 合計が100%に満たない場合、残りの確率分は「ハズレの有無」の設定に従います。「ハズレあり」(既定)ならハズレになり(次章)、「ハズレなし」なら代替景品に置き換わります(章「ハズレ代替景品」)
- おすすめ: 「大当たり」「当たり」「残念賞」のように、当選の等級ごとにグループを分けて設計すると、確率の見通しが立てやすいです
6. ハズレの考え方
トップ > くじ・ガチャ > 編集
「ハズレ」になるのは、どの当選グループにも当たらなかった場合だけではありません。当選した景品が在庫切れだった場合も「ハズレ」になります。この章では、ハズレの仕組みと、在庫・当選実績を監視する画面を説明します。
ハズレになる2つのパターン
くじの編集画面の右側パネルにある「ハズレの有無」が「ハズレあり」(既定)の状態では、次の2つの場合に結果が「ハズレ」になります。
- どの当選グループにも当たらなかった場合(確率の合計が100%に満たない残りの分)
- 当選確率上は当たりだったとしても、選ばれた景品が在庫切れ(在庫制限ありで在庫数が0)だった場合
在庫切れの景品が当たった場合、同じグループの中の他の景品に振り替えたり、当選し直す(再抽選する)ことはありません。その回はそのまま「ハズレ」として確定します。参加者からは、「確率で外れたハズレ」なのか「在庫切れによるハズレ」なのかの区別はつきません。どちらも同じハズレの表示になります。
残り在庫を確認する
「景品・当選管理」の一覧の「在庫数」列を見ます(章「景品の作り方」の一覧画像を参照)。この数字は当選が出るたびに自動で1ずつ減っていく「残数」です(一覧の「在庫」列は「無制限/あり」の区分表示)。景品の編集画面に表示されるのも残数で、数を入れ直して保存すれば補充できます。
当選実績を確認する(くじ履歴)
「くじ・ガチャ」の一覧で対象くじ行の「その他」メニューから「くじ履歴」を開きます(画面名は「◯◯の抽選履歴」)。抽選日時・抽選者・結果(当たった景品。ハズレも1行として記録されます)が一覧になり、景品と期間で絞り込むと該当件数(全◯件)が表示されるため、景品ごとの当選数(消化数)を数えられます。
「くじ履歴」で景品「かき氷引換券」に絞り込んだ例。右上に該当件数(全11件)が表示され、この景品の当選数を数えられます(この例のサイトは会員登録なしで参加できるため、抽選者の欄は空欄です)。
会員制サイトの「当選者一覧」(章「景品の種類」参照)には件数の合計表示がないため、数を数える用途には「くじ履歴」が向きます。
当たり・ハズレの割合を見る(くじ統計)
同じ「その他」メニューの「くじ統計」では、当たり・ハズレの割合(当選/ハズレ構成比)や日ごとの推移(くじ実行数推移)をグラフで確認できます。
「くじ統計」。総実行数・当選率などの集計と、くじ実行数推移・当選/ハズレ構成比のグラフが表示されます。
押さえておくこと
- 仕様: 在庫切れによるハズレは、同じグループ内の他の景品への振り替えや、再抽選では救済されません
- 仕様: 「景品・当選管理」一覧と景品の編集画面に表示される在庫数は、当選のたびに自動で減る「残数」です。当選実績(消化数)は「くじ履歴」の景品絞り込みの件数で数えられます
- おすすめ: 在庫切れによるハズレを避けたい場合は、開催中こまめに「景品・当選管理」一覧の「在庫数」列を確認し、在庫が少なくなった景品は早めに補充するか、グループから外す運用にするとよいです
7. ハズレ代替景品 — 全員に何かが当たるくじ
トップ > くじ・ガチャ > 編集
「ハズレの有無」を「ハズレなし」にすると、本来ハズレになるはずだった結果が、指定した代替景品に置き換わります。参加者は必ず何らかの景品を受け取れる状態になります。
「ハズレなし」に設定したくじの編集画面。「ハズレ時の代替景品」の選択欄が現れ、この例では「ポケットティッシュ」を指定しています。代替景品には「在庫管理なし」の景品のみ設定できる旨が画面にも表示されます。
よくある操作手順: ハズレなしのくじにする
- 「くじ・ガチャ」の一覧で対象くじ行の「編集」を押し、右側の設定パネルで「ハズレの有無」を「ハズレなし」に変更します
- 「ハズレなし」を選ぶと、同じ画面に「ハズレ時の代替景品」の選択欄が表示されるので、代替として渡す景品を選んで保存します(選択肢には「在庫制限なし」の景品だけが表示されます)
押さえておくこと
- 仕様: 「ハズレなし」を選ぶと、代替景品の指定が必須になります。代替景品に指定できるのは「在庫制限なし」の景品だけです。在庫制限ありの景品を代替景品にすると、代替景品自体が在庫切れになったときに「ハズレなし」の前提が崩れてしまうため、この制約があります
- 仕様: 代替景品はハズレの結果を置き換えるものであり、確率グループの当選計算そのものには影響しません。確率グループの合計が100%になっていなくても、グループの確率から外れた分・在庫切れになった分は、すべて代替景品に置き換わります
- 仕様: 代替景品が配られた実績も、通常の当選と同じように記録されます。確認は「くじ履歴」(前章)で景品を代替景品に絞り込む(該当件数が表示されます)か、会員制のサイトなら代替景品自身の「当選者一覧」で行います。もともとの当選景品側の「当選者一覧」には出ません
- おすすめ: 「参加者全員に、最低でも何かを持ち帰ってもらいたい」という企画(例: 参加賞としてポケットティッシュを配る等)に向いています。当選確率の高い豪華景品と組み合わせ、豪華景品に外れた人には参加賞が渡る、という設計がよく使われます
参加者にはこう見える
抽選演出のあと、当選グループに当たった場合は通常どおりその景品が表示されます。当たらなかった場合(本来ならハズレになる場合)は、ハズレの表示の代わりに、設定した代替景品の画面が表示されます。参加者から見ると「ハズレという結果自体が存在しない」くじになります。
8. 参加者にはこう見える
参加者から見たくじは、こう動きます。どちらのタイプも、当たりの流れは共通です。
QRコード読取型
- 掲示物のQRコードをスマホで読み取ります(アプリ不要。ブラウザが開きます)。
- その場で抽選演出(ガラポンなど)が動き、当たり・ハズレが分かります。
チケットタイプ(ラリー報酬で抽選券を受け取った場合の例)
- ラリーの報酬などで抽選券が配られると、スタンプ帳のアイコンの列にチケットのアイコンが現れます。
- チケットのアイコンをタップすると、くじ画面が開きます。手元の抽選券が、画面上部にチケットの画像として表示されています。
- チケットの画像をタップすると抽選が始まり、抽選券を1枚使って演出のあとに結果が表示されます。
ラリーの報酬で抽選券が配られた参加者のスタンプ帳です。アイコンの列の右端にオレンジ色のチケットのアイコンが現れています。
チケットのアイコンをタップして開いた、参加者のくじ画面です。配布された抽選券(画面上部のチケット画像)をタップして抽選します。
抽選の結果画面です。この例では「はずれ」が出ています。当たった場合は「あたり!」の表示とともに当選景品が表示されます。
当たったとき・ハズレたとき
- 当たると景品画面が表示されます。「現地で交換」の景品は「交換する」ボタンのある画面が開き、その場でスタッフに見せて受け取ります。「フォームで応募」の景品は応募フォームが開き、お届け先の入力と利用規約への同意が必要になります(詳しくは章「景品の種類」)。
- ハズレの場合はハズレの画面が表示されます。参加者からは「確率で外れたハズレ」なのか「在庫切れによるハズレ」なのかの区別はつきません(章「ハズレの考え方」)。
- 参加者からはグループの内部構造は見えません。くじを引くと、設定した確率にもとづいて抽選が行われ、当たった場合はそのグループに入っている景品のいずれかが渡されます(章「確率の考え方」)。
会員登録なしのサイトでも、この体験はそのまま動きます。当選した景品の受け渡し方法(現地交換・応募フォーム)は景品側の設定で決まります。